【5分でわかる】ペット飼育可能物件のメリット・デメリットと探し方 | 悠悠ホーム株式会社　薬院店

賃貸管理について 2023.09.10

昨今、ペットは家族の一員であり、その存在に癒されたり励まされたりすることも決して珍しいことではありません。

しかし、賃貸物件では未だにペットを飼育することに対して自由ではない現状があります。

そこで、今回はペット飼育可能な賃貸物件について解説いたします。
ペット飼育可能な賃貸物件はどのようにして探すべきなのか。
そこでペットと生活を共にすることのメリットやデメリットはどのようなものか。

今からペットを飼育して賃貸物件に住もうと思っている人も、既にペットを飼育しながら賃貸物件に住んでいる人にも、有益な記事になっています。

ぜひ最後までお読みください。

なお、悠悠ホームでは、福岡県の福岡市・大野城市・春日市を中心にペット飼育可能な賃貸物件を多く管理しています。
ペット飼育可能な賃貸物件に関するご相談があればお気軽にお問合せください。

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ペット飼育可能物件とは

ペット飼育可能な賃貸物件とは、文字通りペットを飼育することができる賃貸物件のことです。

飼育可能なペットの種類は賃貸物件ごとに異なります。
犬を1匹だけ飼育できる賃貸物件もあれば、猫を複数匹飼育することができる賃貸物件も存在していますので、どのようなペットが飼育できるかは随時確認しましょう。

また、ウサギやフェレット、トカゲや熱帯魚などもペットといえばペットです。
このように承諾が必要なペットかどうかという基準が人や賃貸物件によって異なる点にはくれぐれも注意しておいてください。

ペット飼育可能物件のメリット

では、ペット飼育可能物件にはどのようなメリットが存在するのでしょうか。
細かく確認していきましょう。

ペットと一緒に生活することができる

最大のメリットは、ペットと一緒に賃貸物件で生活できることにあります。

まだまだ賃貸物件ではペットの飼育を認めてもらえる物件は少ない傾向にあるため、十分な数の中から選ぶことが困難という現状があることは否めません。

しかし、ペット飼育に関して理解がある家主さんや管理会社があることもまた事実。
仲介業者によく相談を行い、お気に入りの物件を見つけましょう。

ペットの飼育に適した設備がある

ペット飼育可能な賃貸物件には、ペットを飼育するのに適した設備が備わっていたり、仕様になっていることがあります。

例えば、ペットの足洗い場がエントランスや玄関横にあったり、リードフックが各所に設置されていたりするなどです。ペットと飼い主が共生しやすく、ペットに事故が起きないような配慮がされていることが特徴といえます。

また、室内に目を向けてもその特徴は多数存在しています。
ペットがコンセントを触ったり舐めたりして事故が起きないように、コンセント位置が高く設定されていたり、原状回復のことを考えてクロスが床から1mくらいの高さで貼り分けられていたりと、さまざまな工夫がみられるでしょう。

ペット飼育について住民の理解がある

ペット飼育可能な賃貸物件にお住いの方は、ペットの鳴き声などについて寛大である傾向があります。

これは、ペット飼育が不可な賃貸物件では到底考えられないことといえるでしょう。
なかには、賃貸物件外で犬が鳴いていることすら嫌悪する方もいらっしゃいますので、その点では安心してペットを飼育することができます。

ただし、ペットを飼育することができる賃貸物件であったとしても、一定のしつけを行うことはマナーです。
何もかも許されるわけではありませんのでその点は注意しておいてください。

ペット飼育可能物件のデメリット

では、ペット飼育可能物件にはデメリットがあるのでしょうか。
悪い面もきちんと理解することが重要です。

家賃や初期費用がアップする

賃貸物件でペットを飼育すると気になるのは、汚れないか、壊さないか、という原状回復の点になるのではないでしょうか。

この点が気になるのは借りている人だけではなく、貸している家主さんや管理会社も同様です。
その不安を解消するために、家主さんや管理会社は契約締結時に支払ってもらう礼金や清掃費用などを増額することがあります。

また、家主さんや管理会社によっては家賃をアップしてほしいというお願いがあることも考えられます。

ペット飼育可能な賃貸物件を借りるときは、初期費用や家賃が上がる可能性があることを理解しておきましょう。

近隣住民への配慮

ペット飼育可能物件であっても、入居している人全員がペットを飼育しているとは限りません。

そのため、ペットを飼育していない人はもちろんのこと、それ以外の人たちへの配慮が必要になるでしょう。

鳴き声の問題や、足音の問題、対処すべき問題は多岐にわたります。

鳴き声が気になるようであれば、しつけのスクールに通うことも必要でしょう。
また、足音については、防音マットを敷いて生活するなどの配慮も欠かせません。マットを敷くことは原状回復においても有効ですのでぜひお試しください。

退去費用の懸念

言わずもがなですが、退去時にペットが汚したり壊してしまった部分は、借主の費用と責任で補修をしなければなりません。
初期費用を多く支払ったからといって免除免責されるわけではありませんので、くれぐれも注意しましょう。

根本的なルールとして、国土交通省が定めるガイドラインには、借主が故意過失により汚損破損したものは借主の費用で原状に回復する義務がある、と定められています。
ペットがやったことなので、という言い訳は残念ながら通用しません。

犬であれば壁の角を噛んでしまったり、猫が引っかいてしまうことで、退去費用が高額化するケースがよくあります。
また、ペット用トイレ周りに粗相をすることで、床が腐食するということも考えられることです。

こういったことを防ぐためにも、以下のようなことを実践してみてください。

・床はマットを敷いて、爪の傷を防ぐ
・壁紙は傷防止シートを貼って、ひっかき傷を防ぐ
・ペットのトイレ周りは防水シートで床を守る

これだけやっておくだけでも、かなりの被害を軽減できるでしょう。
ペットは気持ちは通じるパートナーですが、言葉やルールを完全に理解できるわけではありません。本能のままに生きているため、むしろ人間がその点を理解して動く必要があるのです。

ペット飼育可能物件の探し方

では、具体的にペット飼育可能物件はどのように探せばよいのでしょうか。
細かく確認しておきましょう。

ポータルサイトを利用する

各種の賃貸物件を検索するためのポータルサイトを利用してはいかがでしょうか。
ポータルサイトではさまざまな希望条件を選択して賃貸物件を検索することができます。

その機能を利用して、ペット飼育可能な物件や、相談可能な物件に絞って検索することで、効率的にペットに関する情報を集めることができます。

ただし、ポータルサイトの情報はいつも最新というわけではありません。
どうしても多少のズレは生じてしまいますので、その点にはくれぐれもご注意ください。

管理会社や家主さんに直接問い合わせてみる

一般的に、家主さんが自ら賃貸物件を運営しているケースは非常に稀です。
実態は、家主さんが管理会社に管理運営業務の一切を「外部委託」していることが多いと考えられます。

そのため、管理会社に問合せをしてみる、という方法も考えられます。

よく賃貸物件に「管理　〇〇株式会社」という看板が貼られているのを見たことはありませんか？まさにあれです。
その管理会社にペットを飼育できる賃貸物件はありませんか？と聞いてみる方法があるでしょう。

管理会社はお部屋が退去するなどの情報を、賃貸仲介業者に流します。
その情報をもとに、賃貸仲介業者はポータルサイトに情報を掲載しますので、管理会社のほうが早く新鮮な情報をもっているため、この方法は有効なのです。

なお、当社：悠悠ホームは福岡県春日市に拠点がありますが、佐賀県や熊本県にもペット飼育が可能な賃貸物件を多数管理しております。
ぜひお気軽にお問合せくださいませ。

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賃貸仲介業者に依頼する

住みたい地域に根ざした賃貸仲介業者に依頼する、いわば王道の方法です。
こういうお部屋があれば紹介してください、と依頼しておけば、あとは自動的に仲介業者が部屋を検索してその情報を教えてくれます。

仲介業者の選び方で重要なことは、信頼できる業者を選ばなければいけないことです。

1階の路面に店舗を構えている賃貸仲介業者は集客を一番に考えているため、数をこなす営業に終始する傾向にあるといえます。
急ぎのお客様などには良いことかもしれません。

ビルの空中に店舗を構えている賃貸仲介業者は、集客よりも成約率を一番に考えているため、丁寧に接客する傾向にあるといえるでしょう。
時間がかかってでも良いお部屋を確保したいお客様には、路面店ではなく空中店舗で賃貸仲介業を行っている企業の方が良いかもしれないですね。

なお、悠悠ホームは薬院にあるビルの8階で賃貸仲介営業を行っています。
福岡県全域でお部屋探しのお手伝いを行っております。
無理な営業は行いませんので、気に入った物件があればお気軽にお問合せください。

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ペット飼育可の賃貸物件は少ないぶん時間をかけてお気に入りの一軒を見つけよう

実家でペットとずっと一緒に生活してきた人にとっては、ペットと生活することには何の抵抗もないかもしれません。
しかし、賃貸仲介業界では実態は大きく異なります。

ペット飼育可の賃貸物件は少ないため、お部屋探しに時間がかかるというのが通説です。
ここで焦って妥協してしまうと、そのあとの生活に大きな支障をきたしかねません。

転勤や急なご事情で時間がないときはしょうがありませんが、可能な限りペット飼育可の賃貸物件を探されるときは時間をかけてじっくりと向きあいましょう。