スタッフからのお知らせ・日記 2024.02.25

家を売るために必要な6つのステップを徹底解説！

相続や転勤など、さまざまな理由によって所有する家・マンション・土地・収益用不動産の売却を検討することがあります。

しかし、売却手続きはどうすればよいかわからない、そうお考えの方は少なくありません。

そこで、今回は家・マンション・土地を売却するときに必要な6つのステップを解説いたします。
このような悩みをお持ちの方にはおススメの記事になっています。

ぜひ最後までお読みいただき、不動産の売却にお役立てください。

なお、悠悠ホーム株式会社では福岡県で不動産に関するサポートをしています。
不動産の売却・買取・処分・賃貸・資産活用に関するご相談を随時受け付けていますのでお気軽にお問合せください。

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家を売るための6つのポイント

家を売却するために必要な6つのポイントをご紹介します。

これから詳しく解説してまいります。

家を売るためのポイント　1.　売却の方法を知ること

不動産の売却方法を知ることは、売却活動を始めるうえで非常に重要です。
なぜなら、売却の方法によって、売却金額や売却時期に大きな差がでるからです。

不動産の売却方法について確認していきましょう。

売却の方法　1.　仲介

「仲介」とは、不動産会社に間に入ってもらう売却方法です。

不動産会社が買主を見つけてきてくれるほか、不動産の調査まで行いますので、安心して取引ができる最も一般的な売却方法といえます。

ただし、買主の検索に時間がかかることがあるほか、仲介手数料がかかることに注意しましょう。

売却の方法　2.　買取

「買取」とは、不動産会社に対象となる家やマンション・土地などの不動産を買い取ってもらう売却方法です。

不動産会社が自ら買主となるため、仲介手数料がかからず、早期に不動産を現金化することが可能です。
また、契約不適合責任などの売却してからのトラブルも発生しません。
売却後のトラブルを避けたい人にもおススメの売却方法です。

ただし、売却金額が仲介より下がるため、高く売りたい人にはあまりおススメできません。

売却の方法　3.　個人間売買や親族間売買

「個人間売買」や「親族間売買」は、売主自らが買主を見つけ、不動産会社を介さずに不動産を売買する方法です。

個人間売買や親族間売買は自分のペースと理想に基づいて売却活動を行うことができます。

ただし、不動産の調査や契約書類の作成などを全て自分で行う必要があるため、一定の不動産知識や書類作成スキルが求められます。

また、買主は不動産の購入に必要な金融機関の融資が使えないなどの不利益も発生します。
個人間売買や親族間売買が利用できるシチュエーションでもセカンドオピニオン的に不動産会社へ相談しながら進めることをおススメします。

家を売るためのポイント　2.　売却の流れを知ること

不動産を売却するとき、売却活動を始めてから売却が完了するまでの流れを知っておくことが大切です。
なぜなら、いつどのような手続きを行うかを知っておくことで、先回りした準備ができるからです。

不動産売却の流れを、仲介で売却することを前提に解説いたします。

売却の流れ　1.　売却のための準備をする

不動産を売却するための下準備をしてから、売却活動を始めましょう。
売却のための下準備は以下のようなものです。

・いくらで売りたいかをイメージする

住宅ローンの残債があるときや、買い換えする物件の予算などを鑑み、売却希望価格をイメージしましょう。
ポータルサイトで周りの不動産がいくらで販売されているかを調べ相場を知っておくことで、相場との乖離を防ぐことができます。

・いつまでに売りたいかを決める

不動産の売却では、売却期限を定めることが重要です。
時間がかかっても高額で売りたいと考えることがありますが、長期にわたって販売されている不動産は「売れない不動産」というレッテルを貼られてしまうからです。

・書類を集めておく

不動産の売却に必要な書類の有無を確認しておきましょう。
査定や契約、決済に至るとき、必ず書類が必要になるからです。

売却の流れ　2.　不動産会社に査定してもらう

査定とは、不動産がいくらで売却できそうかを不動産会社に算出してもらうことです。

査定は不動産売却で重要な役割を持っています。
なぜなら、売却価格を知るほか、信頼できる不動産会社を選ぶ作業でもあるからです。

査定の具体的な方法などは追って後述します。

売却の流れ　3.　販売活動をする

不動産の売却価格が決まり、販売してもらう不動産会社を決めたら、販売活動に入ります。

販売活動は不動産会社が行いますが、売主も積極的に販売活動に参加することが重要です。
なぜなら、売主が積極的に販売活動に参加することにより、販売する不動産会社も販売活動に熱が入るからです。

売主ができる販売活動への協力は以下のようなものです。

・家やマンションの清掃を行う

不動産の売却では必ず買主が現地を確認します。
そのため、清掃されていることで現地を確認したときの印象がアップしますので、清掃を行っておくことは非常に重要なのです。

なお、不動産会社によっては清掃をサービスで実施してくれることもあります。
サービスの内容は不動産会社へ問い合わせしてみてください。

・不動産会社の販売活動をチェックする

不動産会社に販売活動を依頼すると、定期的に販売活動の報告を受けることができます。
販売活動報告を見て、気になるところや改善すべきところを不動産会社と協力して見つけ、より効果的な販売活動を行いましょう。

反響がないときは、売却金額が相場より高いことが懸念されます。
現地確認から買付に進まないときは、現地に問題がある可能性があります。

不動産会社に任せるだけでは良い売却結果は見込めません。
自らも積極的に販売活動に参加しましょう。

なお、弊社：悠悠ホーム薬院店では、売却をご検討の不動産にハウスクリーニングを施すサービスを提供しております。
福岡県で不動産の売却を検討されている方はお気軽にお問合せください。

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売却の流れ4.　売買契約を締結する

買主が決まったら、不動産会社を介して購入者の内容や条件を吟味し、条件が整ったら不動産の売買契約を締結します。

売買契約の締結とは、重要事項の説明・売買契約書への署名捺印・手付金の受領などのことを指します。

売却の流れ5.　残代金をもらい不動産を引き渡す

概ね契約から1ヶ月以内に、残代金をもらい不動産を引き渡します。

なお、残代金をもらい不動産を引き渡すことを「決済」と呼びます。
決済時には、固定資産税の精算・仲介手数料の支払・司法書士への報酬支払などを一括で完了させることが一般的です。

なお、販売活動開始から契約に約1〜3ヶ月、契約〜決済まで約1ヶ月程度かかります。
売却価格が相場より高く設定されていたり、不動産そのものに課題があるときはさらに時間がかかることを覚えておいてください。

家を売るためのポイント3.　資金計画を立てること

不動産の売却において資金計画を立てることは非常に重要です。
なぜなら、不動産を売却する側であっても支払う必要があるお金があるからです。

不動産の売却に必要な経費は以下のようなものです。
売却する不動産の状況によって、売却に必要な費用は変わります。
査定や売却を依頼する不動産会社に必要な費用を確認し、早い段階で資金計画を明確にしておくことが重要です。

家を売るためのポイント4.　必要書類を確認すること

不動産の売却では必要書類を早期に集めることが重要です。
なぜなら、必要な書類がないと売却できないことがあるほか、再取得に時間がかかることがあるからです。

不動産の売却で必要になる書類は以下のようなものです。
お手元にあるかどうか、チェックしてみてください。
不動産の売却に必要な書類はこれらに限られません。
お手元の書類は、全て不動産会社に確認してもらうとよいでしょう。

家を売るためのポイント5.　査定で不動産の価値を知ること

書類が準備できたら、不動産会社に査定をお願いしましょう。

査定は複数の不動産会社に依頼することが望ましいです。
なぜなら、査定金額の妥当性を知ることができるほか、不動産会社を選ぶ判断材料にもなるからです。

不動産会社が行う査定には大きく3つの種類があります。
売却の温度感や事情にあわせて適切な査定方法をお選びください。

1.　AI査定

AIによる簡易的な査定方法です。
近隣の売却実績や現在の販売情報をもとに、機械的に査定を行います。
素早く金額を知ることができるメリットがある一方で、誤差が生じやすいデメリットがあります。
売却の予定はないが金額だけ知っておきたい、そんな方はAI査定に向いています。

2.　机上査定

不動産会社の営業担当者が現地を確認せずに机上で行う査定方法のことです。
営業担当者の知見が盛り込まれていますので、概算を知るだけであれば十分活用が可能です。
すぐにではないが1年以内に売却を、という方は机上査定がよいでしょう。

3.　訪問査定

不動産会社の営業担当者が実際に現地を確認して査定を行う方法です。
室内はもちろんのこと、環境、道路、境界など細かい部分まで確認しますので、精度が高い査定が期待できます。
実際に売却を検討している方は、必ず訪問査定を選ぶようにしてください。

家を売るためのポイント6.　不動産会社を選ぶこと

査定金額が複数社から届いたら、売却活動のパートナーとなる不動産会社を選びましょう。
信頼できる不動産会社の条件は以下のポイントをもとに、実際のやりとりを踏まえて確認してみてください。

1.　身なりが整えられており、清潔感があること

清潔感のない営業担当者に不動産の売却を任せるべきではありません。
なぜなら、仕事の繊細さに信頼を持てないほか、買主からも嫌がられるからです。
ひげを生やしている、スーツにしわがある、当たり前のことですが重要なことです。

2.　査定金額に根拠があること

査定金額について根拠をもって説明できる営業担当者を選びましょう。
土地や建物の状況、道路との関係、近隣の環境などさまざまな要因によって不動産の価格は変動します。
曖昧ではなく、根拠ある査定金額を出してくれる不動産会社を選びたいところです。

3.　買取や付帯サービスなど、査定金額以外の提案が豊富であること

売主の事情や不動産の状況で売却戦略は変わるため、豊富な提案力が売却の成否を左右します。そのため、査定金額が高いという理由だけで不動産会社を選ぶことは危険です。
買取サービスや付帯サービスなど、早くもしくは高い金額で売却するための提案にも目を向けましょう。
また、不動産会社では売却価格のほか賃貸に出したときの家賃を教えてくれることがあります。なぜなら、不動産会社から見ると、賃貸での活用に魅力を感じることも珍しくないからです。
このような提案をもらったときは、一度話だけでも聞いてみるのがよいでしょう。

不動産会社との媒介契約を選ぶ

不動産会社が決まれば、不動産会社との間で媒介契約を締結します。
媒介契約とは、不動産会社が仲介に入り、売却のお手伝いをしてもらう契約のことです。

媒介契約には以下の3種類の方法がありますので、売主の事情や状況によって最適な媒介契約を選んでください。

1.　一般媒介契約

複数の不動産会社に依頼することができる媒介契約です。
不動産会社を1社に絞り込むことができないときに利用するのがよいでしょう。
ただし、定期的な売却活動の報告を受けられないときがありますので、販売活動に積極的に参加したい人には向きません。

2.　専任媒介契約

特定の不動産会社のみに依頼する媒介契約です。
2週間に1度は売却活動の報告を受けることができるため、販売活動の状況がクリアになり、売却に向けて不動産会社と二人三脚で活動したい人にはおススメです。

3.　専属専任媒介契約

特定の不動産会社のみに依頼する媒介契約ですが、自分で買主を発見しても不動産会社を通す必要のある不動産会社に特化していることが特徴です。
1週間に1度の売却活動報告があるため、密なコミュニケーションを求める人は専属専任媒介契約を不動産会社にお願いしましょう。

まとめ

今回は不動産売却に必要な6つのステップを紹介してまいりました。

不動産売却で重要なことは、準備をして査定に臨み、信頼できる不動産会社と協力することです。

皆さまが信頼できる不動産会社と出会い、良い不動産売却に繋がることを祈っています。